kimamaCLUBを始めたきっかけも
保育園の献立を見て愕然としたことがきっかけでした。。。
なので目標は給食を変える!!
です^^頑張ろう~~♪
大好きなイタリア。
イタリアは食事に重きをおくお国柄です。
良いものをゆっくりシンプルに食べたいという国です^^
日本では有機、オーガニックの食材、食品はまだまだ価格も高く、お客様も意識の高い方が多いように思いますが、イタリアでは給食に有機が登場しているという学校も多いようです。
イタリアには「有機給食」を出す学校が結構ある!
以下の表を見て下さい。
イタリアで生産される有機のうち48%が家庭、37%が外食、15%が海外向けです。
恐らく加工食品は入っていないと思います。
37%の外食の内訳はレストラン11%、給食26%なのです!
<イタリアの有機生産物の卸先内訳>
家庭消費向け 48.3%
家庭消費向け以外 37.0%
レストラン、バール、ワイン店 10.9%
学校給食、団体用給食 26.0%
海外 14.7%
————————————–
合計 100.0%
出所ISMEA/JETRO
イタリアで有機の学校給食を一部あるいは全て導入した市町村の公立保育所、幼稚園、小学校、私立学校の食堂数は2003~2008年で約40%増加、給食数では25%増加となっています。
取り組みは州によって違うようで、導入が最も盛んな州は農業が盛んな中部のエミリア・ロマーニャ州、トスカーナ州でイタリア全体の約30%を占めています。
エミリア・ロマーニャ州に至っては州法で2歳までの保育園児の給食は全て有機にすると規定されているほど・・・!! w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w オォォーーー!!
ではでは・・・・・・
日本で「有機給食」を出している自治体はあるのか?
今回は2つ紹介します。
ケースその1 : 愛媛県今治市
もともとタオルの生産で有名だった今治市は、ブランディングにより見事に復活を遂げたことで再びタオル町として有名になりました。その今治市の給食とは・・・
今治市の学校給食は、昭和39年6月に建設された学校給食センターで集中して行っていましたが、老朽化により各学校へ分散させ、現在約15,000食の給食を調理。
このうち今治市立花地区で全今治市の約11%の約1600食に有機食材を導入しているようです。
でも1回の食事が全部有機という訳ではなく、野菜中心に40%位が有機のようです。
基本的に地産地消をベースに考えているので有機は全て地元今治産です。
旬の時期以外の調達は別のところから調達しているので100%ではないと。
ケースその2:鹿児島県志布志市
鹿児島県の志布志市は2006年に3町が合併してできた新しい町。
志布志湾には国際港志布志港があり南九州エリアの重要な物流拠点でもあります。
志布志市では、市内で生産された安心安全な野菜を子供たちに食べてもらおうと、2013年4月から学校給食で使用する野菜の一部を有機部会の野菜に切り替え始めました。
志布志市全域ではなく、志布志・有明ブロックの小学校・中学校をカバーする給食センターです。
有機野菜(人参、じゃがいも、玉ねぎ、いんげん)をふんだんに使った野菜カレーの日としてマスコミも取材に訪れたそうです。
今治市も志布志市も、給食を分散化しているため地区毎に部分導入が出来ましたが、人口の多い都市で集中型の給食センターの場合には踏み切るには課題もありそうです。
こうして見てみると日本とイタリアで学校給食に有機生産物を導入している状況はどちらも地産地消がベースであること、比較的人口が小さいこと(イタリアの市町村(コムーネ)と日本の地方都市のとある地区)等かなり似通っていると言えると思います。
ニッポンの有機は地方から大きくなっていくのかもしれませんね!
ちなみに・・・・・↓↓
世界の給食
日本は・・・・・・カレーと市販品のうどん・・・・・・
たくさんのお母さん方が日々の給食を変えるために各地で頑張ってあると思います^^
今回投稿した今治の給食の変革・・・
これはまさに小学校のお母さん方の要望からだそうです!!!!!!
私たちも行動すれば世の中変わる可能性はあるんですねo(*^▽^*)o
これからも給食を変えるべく活動していきましょう♪
福岡の南が丘保育園さんの以前の給食です。
うれしいことにほぼ有機、調理は重ね煮で作られています^^