自根野菜って???
知ってますか???
私農業を始めた当初知った時は「へ~~・・・・・」程度でした^^:
でも今考えるとなんとなく怖い・・・・川 ̄_ゝ ̄)ノ
そんな自根野菜。
その意味とは・・・・
例えばきゅうりで言えば
カボチャの苗の途中からキュウリの苗をくっ付けるのです。
他にもなすやトマト、色んなお野菜が自分の根っこではない根っこから出てきたそれらの野菜ってことです・・・
接木をすることのメリットとしては、
低温や病気に対して強くなる
繁殖力が強くなり収穫期間及び収穫量が増える
実が曲がらずに真っ直ぐに育ちやすくなる
皮が濃い緑色になり、ブルームと呼ばれる白っぽい果粉が出ないので(ブルームレスと言うんですが)見た目がきれい
・・・・といった風に生産者や販売店にとっての利点がたくさんあるのです。
逆に自根は病気に弱かったりしますね^^
でも味はむっちゃおいしい!!!
きゅうりなんてそのままぼりぼり食べれます♡
きゅうりをぼりぼりおやつ代わりに食べながら作業しています(笑)
昔のきゅうりってこんなだったよね~~~という味です(どんな味???)
実は現在こういうキュウリは、一部の農家の直売所か家庭菜園でないと見掛けられない稀少なものになっています。
つまり、蔓はきゅうりでも根っこはカボチャ。
接木をすることで、病気に強い・収量が増える・イボが鋭くなく、光沢があり見た目キレイ…など、栽培は楽になりますが、きゅうり本来のおいしさやそれは本当にきゅうりなのか?????
農家にとっては常識でも、一般的にはあまり知られていない事なのですが、今、日本のスーパーなどで一般的に売られているキュウリのほとんど(99%位?)は、カボチャの苗に接木して作られているのです。
というか、苗木やさんに行くともうすでに接木されているものしか売られていないことが多々あります。
苗木できゅうりだと思って買っても実は根っこはカボチャだったりもするんですね~~
別にそれに問題はないですよ!!
それでもいいという人ももちろんいると思います^^
まぁ、赤塚不二夫的に言うなら『うなぎイヌ』ならぬ、『カボチャキュウリ』なのだー!! と言った所でしょうか。
トマトの横にひっそりニラねぎ!!
ここまでなら『これでいいのだー!』となるのですが、接木したキュウリは“自根のキュウリ”と比べ、皮が厚くて中身がフニャッとしたものになります。
作りやすくて売りやすく見た目が(一般的には)良くなった反面、食べる側にとって本当に重要な味や食感は損なわれてしまった訳です。
作りやすくてたくさん採れて、見た目がきれいで日持ちする、そんな都合の良さを重視すると、野菜本来の美味しさが失われて昔のように塩や味噌をつけるだけでは味が物足らなくなる。
むしろきゅうりは何もつけずにがぶりってできますけどね( ´∀`)つ
そうすると濃い味のマヨネーズやドレッシングがたくさん売れるようになる。。。。。。。夏のレタスとゴーヤ
もちろん、接木する事が悪い訳ではありません。
自分が食べるお野菜を購入する消費者の方々が、自分たちの消費しているものが「誰がどこでどのように作っているのか」を氣にしなさ過ぎるのは、ある意味怖い??ことだな~~~と思っちゃいます。
kimamaのお野菜は全て自根野菜です^^
大好きなお父さん(全くの他人ですがお父さんと呼んでいます^^:)がこだわり続けている自根野菜。
全てが当たり前では無い世の中で、こうやってこだわっている方のお野菜を食べれていることは有難いですね^^
その恩恵を受けていることに心から感謝しておいしいお野菜を食べていたいですね(*゚∀゚)っ
kimamaCLUBはmy農家制度といって決まった農家さんの物だけを直接購入できる仕組みを作っています^^
良い物を安く!!をモットーとしているのでB級品と言われる今までは廃棄していたような二また足のお野菜や折れているお野菜などもなんでも
販売します^^
主婦は良い物を安くでないと続けられないと思っています^^
特別な日のオーガニックという概念を払拭し、毎日がオーガニックに変えていければな~~と思っています♡
例えば無化学肥料無農薬(動物性肥料ナシ)のサツマイモも2キロで300縁と激安!!!
スーパーよりも安い(笑)
とにかく良い物を安く・・・・・・(しつこい^^:)
母であったからこそ生まれた発想です。。。
たくさんの人にそんなのおかしい!!無農薬のお野菜を安く売る??3か月でつぶれるね!!なんてことも言われてきましたが、まだ何とかたくさんのお母さん方に支えられてやっていけております☆彡( ´∀`)つ
読んで頂きありがとうございました♡
びっくりするほど雑草だらけの農場